2019.11.26

ウッドシェルフ(木製棚板)のスチールラックで、温かみのある部屋に。

温かみのある部屋には、木などの天然素材を多く求めたくなります。しかし、もしこれから模様替えをして温もり感をアップさせようというときに、部屋にシルバーのスチールラックがあったとしたらどうでしょう?合わないでしょうか?
温かみを表現するのに、スチールの素材感は浮いてしまうと思う方も多いかもしれません。スチールラックはシンプルで丈夫で使いやすい家具である反面、どうしても無機質さが全面に出ます。でも実は、棚板を変えたりウッドシェルフを使用したり、ちょっとした工夫をすることで部屋の雰囲気になじませることができるのです。
今回は、スチールラックを温かみのある部屋に合わせるコツやポイントをご紹介します。

家具の素材は「木」が一番

北欧インテリアで欠かせないのは木製の家具です。無垢材が基本のため、色はナチュラルなブラウンがよく知られていますが、どんなブラウンでも天然木ならグッと雰囲気が出ます。初めから天然木の家具をそろえるのにはコストがかかるため、まずは面積の大きなテーブルやチェストなどから取り入れるのがおすすめです。

インテリアの色とファブリックはナチュラルカラーを中心に

印象的な柄とビビッドなカラーリングが特徴的な、北欧のファブリック。グリーンやブラウン、オレンジ、イエロー、ブルー、そしてホワイトなど、よく見ると自然界にある色が使われています。
柄は幾何学系や自然をモチーフにしたものなどが多いですが、どれも大胆なデザインです。クッションやマットに取り入れたり、額縁に入れて飾ったりすれば、部屋のアクセントになり一気に北欧テイストに近づくでしょう。
また、ふんわりとしたラグも北欧の温かみを演出できます。ラグの色は、カーテンやソファーなどのカラーに関連性を持たせれば、部屋の印象がまとまります。

照明はオレンジがかった色の間接照明がおすすめ

せっかく北欧風インテリアが完成しても、照明が蛍光灯では味がありません。オレンジがかった自然なカラーの照明は、温もりを演出するのに最高のアイテムです。間接照明を併用するなどして、部屋を温かい明かりで包み込みましょう。夜のくつろぎタイムがもっと好きになります。

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スチールラックは温かみを演出するには不向き?

北欧風インテリアの特徴には、スチールのスの字も入っていませんでした。しかし、スチールラックは意外にもナチュラルな素材とも相性抜群なアイテム。
雑貨店などで使われていることも多いのですが、木やグリーンと合わせることで、無機質さが緩和されて周囲になじむようになります。そこへ北欧風のファブリックなどを合わせればどうでしょう。メタリックな主張は身をひそめ、元々のシンプルさが良い意味で顔を出すようになるのです。

使用中のスチールラックにはシェルフ用シートを

元々家にスチールラックがある場合は、ウッディさを加えるためにシェルフ用の木製風シートを活用してみましょう。スチールラック専用のシートなので、サッと敷くだけで、メッシュの棚板から一転して、ナチュラルな印象になります。

[categorylink url=”/category/rack-parts/pole-25mm/shelf-sheet/” title=”シェルフ用シート”]

棚板をウッドシェルフに変えればさらに温かみが

シートを敷くよりも手間はかかりますが、スチールラックの棚板をウッドシェルフに変えることもできます。
スチールラックにはたくさんの追加パーツが発売されており、その中の1つがウッドシェルフ(木製棚板)です。既存の棚板を外し、ウッドシェルフを取り付けることで、ワンランク上のラックに生まれ変わります。追加パーツを利用することで、ラックを買い替えずとも部屋になじませることができるのです。
全ての棚板をウッドシェルフにしなくても、目に留まりやすい高さの棚板を変えるだけでも、印象は変わります。

追加パーツを利用できない場合は小物で勝負

追加パーツを利用できないラックの場合は、木製のトレイや収納ボックスを利用しましょう。棚板に並べるだけで、自然の雰囲気が漂います。
それでもメタルっぽさが拭えない箇所には、コットンやリネンなどの自然素材でできたカーテンを取り付けてみましょう。マットを敷くのも効果的ですし、観葉植物もプラスすれば見違えるようにナチュラルな印象になります。

新しく買うならウッドシェルフラックがおすすめ

「これからスチールラックを購入して温かみのある部屋と合わせたい」という場合は、ウッドシェルフラックを選ぶことをおすすめします。
ウッドシェルフラックというのは、棚板が木製でポールがスチールのラックです。既製品のウッドシェルフラックは、ポールにも色が付いていることが多く、ブラウンやブラックのポール+木の棚板でできています。落ち着いた雰囲気が好みの方におすすめです。ウッドシェルフラックなら、温かみのある部屋とも問題なく混じり合うことができます。

スチールラックのような棚が欲しいけれど、どうしても木製が良いという方には、ウッドラックがあります。こちらは、全てが木でできているナチュラルなラックです。
温かみの演出には最適な一方で、スチールラック程の耐荷重や汎用性はないため、その違いを念頭に置いて使用しましょう。

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ウッドシェルフのスチールラック活用例

では、ウッドシェルフ(木製棚板)を使ったスチールラックを、温かみのあるインテリアに合わせる具体的なコツを見ていきましょう。リビングに配置しても、しっかり温もり感アップに貢献できます。

ウッドシェルフ(木製棚板)の段には何を置く?

スチールの棚板とウッドシェルフが混在しているラックの場合、せっかくのウッドシェルフは「見せるインテリア」のために使いたいもの。小さな観葉植物や多肉植物、写真などを飾るとゆとりを感じられて、より温かみがアップします。
このようなアイテムは目につきやすい段に置くのが効果的です。

相性の良い収納アイテム

スチールの棚板には、木製や北欧カラーのボックスを利用して、収納スペースとして使いましょう。麻や籐など天然素材のバスケットもおすすめです。
収納スペースも、あくまでも見せるインテリアの延長で、本当に見られたくない棚にはカーテンをかけて目隠しをしましょう。

生活感は全て排除しなくても良い

温かみのあるインテリアには、視覚的な温もりだけでなく、「そう感じる」雰囲気作りが大切です。部屋をきれいに整えるために生活感を全て排除する必要はありません。
家族や大切な人の気配を感じるアイテムをバランスよくディスプレイすれば、そこでの生活に愛情をもっているという温かさがふんわり漂います。ごちゃごちゃしすぎないように配置するのがポイントです。

[categorylink url=”/category/luminous-series/wood-shelf-rack/” title=”ウッドシェルフ シリーズ”]

スチールラックがどうしても部屋に似合わない、そんなときは

もしどうしても「温かみが演出できないから今家にあるスチールラックを使いたくない」という場合は、ラックとして使うのをやめて他の何かに作り変えてみてはいかがでしょう。
実はスチールラックは、分解して組み立て直せば、別の家具にカスタマイズすることが可能です。追加パーツを駆使し、自分だけのオリジナル家具を作ってみませんか?
ここでは温かみのある部屋にぴったりな、窓辺のハーブ&グリーン置き場に作り変える方法をご紹介します。

まず、スチールラックのポールを短いものに替え、棚自体を低くし、窓の下にちょうど良い高さにします。棚の数はお好みで。
もちろん棚板をウッドシェルフに変えても良いですが、本物のグリーンがナチュラル度を高くしてくれるため、そのままでもOKです。木のトレイを使用すれば、鉢の持ち運びにも使えます。

このように、大きなスチールラックを小さなハーブ&グリーン専用ラックにするだけで、温かみのある要素として空間になじみやすくなるのです。棚の背を低くすることで、メタル感の軽減にもつながります。おしゃれなジョウロなどを無造作に置けば、さらに雰囲気が出ますね。

おわりに

温かみのある部屋づくりには、木製の家具や自然素材の物を増やす、北欧カラーのファブリックなどを使う、温もりのある照明を使うなどが重要なポイントです。
一見冷たそうな印象のスチールラックも、ウッドシェルフを合わせたりグリーン置き場にしたりなど使い方を工夫すればグッとナチュラルに見せることができ、部屋の温かみがより一層際立ちます。ラックとしてだけではなく、さまざまな家具に作り替えることもできるため、末永く温かみのあるインテリアに寄り添ってくれるでしょう。

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