スチールラックの解体方法

シンプルな構造で簡単に組み立てることができるルミナスのスチールラック。使用しなくなった時や、カスタムをする時に便利な解体の方法をご紹介します。

解体できる家具、それがスチールラック

一般的に木製の棚などの家具は、組み立てると解体することができません。そのため、使用しなくなった時などは、粗大ゴミに出すしかないため、処分するのに費用も労力もかかってしまいます。スチールラックの場合、パーツと言われる部品を組み上げて作るため、解体も簡単。一時的に使わなくなった場合は、解体して片付けておくことも可能です。

スチールラックはパーツごとに解体可能

基本的なフリーラックタイプのスチールラックは、「棚」「ポール」「スリーブ」のパーツに分解することが可能です。

スチールラックを解体する手順

スチールラックをより簡単に解体するための手順を説明します。ぜひ、ご活用ください。

ステップ1 必要な道具を準備する

スチールラックの解体は、基本的にはポールに設置された棚を外す作業になります。しっかり固定された棚を外すために、『ソフトハンマー(ゴム、プラスチック、木製)』をご準備ください。金属製のハンマーは、ラックを傷つけてしまい、サビなどの原因にもなるのでご使用は避けてください。また、ハンマーで棚を傷つけないための『保護用の布』、また床などを気づ付けないために『毛布などの大きめの布』もご準備いただくと、より安心して解体することが可能です。

解体に必要な道具

ソフトハンマー
ホームセンターなどでご購入いただけます。

保護用の布
棚の保護用に使用すると安心です。

大きめの布
床の保護用に、ラックの下に敷くと便利。

ルミナス専用ハンマーもラックを傷つけにくい素材の軽量ハンマーも販売しています。

ステップ2 広いスペースにラックを移動する

スチールラックを解体するときは、できるだけ周りに物がないスペースを準備し、外した棚などのパーツを置ける場所を確保しておくと便利です。また、その際に、床の保護用の大きめの布があれば、敷いておきましょう。

ステップ3 固定された棚の四隅をハンマーで緩める

まずは、棚を裏側(下側)からハンマーで叩くことでスリーブで固定された棚を外していきます。その際に使用するのが『ソフトハンマー』です。ハンマーを使う際は、できるだけポール近くの棚の淵を叩くようにしてください。一度に強く叩かず、四隅を均等に叩き、接続部分を緩めていくのがポイントです。

ステップ4 棚を上から外していく

固定されていた棚の四隅が緩んできたら、棚を持ち上げて外していきます。その際に、まだ固定されて外れない箇所があれば、裏からハンマーで軽く数回叩いて、緩めます。

ステップ5 スリーブ(接続部品)を外す

棚が外れると、ポールにスリーブといわれる接続部品が残ります。下の棚を外す際にぶつかってしまうので、棚を外したらスリーブも外していきます。スリーブは手で二つに分割したら簡単に取り外しが可能です。

ステップ6 棚を外す作業を繰り返す

以降は同じ手順で、STEP3~STEP5の作業を繰り返していきます。

ステップ7 途中でポールを分割することも可能

四隅に設置しているポールは、長さによって分割されています。(分割できないポールもあります)ある程度、棚を外してポールを分割するところまできたら、ポールを分割して短くすることで、より棚が外しやすくなります。

ポールをご確認いただき、分割できる位置を確認してください。

ポールはジョイントで接続されていて、クルクル回すと外れます。

ステップ8 棚が少なくなったら横に倒す

棚が少なったらラックを倒します。特に最下段の棚は床に近いことも多いので、下からハンマーで叩くことができないため、ラックを横にして棚を外すと簡単に作業ができます。なお、この際に床を気づけないように毛布などの大きめの布を下に引くと安心です。

ステップ9 解体したパーツをまとめる

解体したパーツは、次に組み立てるときのために、きれいに整頓しておくと便利です。スチールラックは解体すると、非常にコンパクトになるため、ご自宅の収納スペースなどに片付けることが可能です。

ルミナスクラブのちょっと豆知識

スチールラックを簡易的に解体、
片付けがしたい場合のマメ知識をご紹介します。

STEP1
下から2番目の棚を下からハンマーで叩き、スリーブから緩めます。

STEP2
緩めた棚を持ち上げスリーブのみを外して、棚を一番下にずらします。

STEP3
同様の手順で、下から順に棚を下にずらしていきます。

STEP4
すべての棚を下にずらしたら、ポールを分割して短くします。

ラックをすべて解体させずにコンパクトに片付けることが可能です。

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