2020.10.06

クローゼットをスチールラックでシステム収納化!洋服・衣類のカンタン収納術

クローゼットは収納力が高くて便利ですが、その便利さゆえについついものを詰め込みすぎてしまうこともあるでしょう。収納がうまくできずにいるとどこに何があるのか分からなくなり、せっかくのクローゼットを効果的に使うことができません。

そこで今回は、クローゼットの収納力を最大限に生かしてシステム収納のようにするための、スチールラックを使った洋服・小物の収納術をご紹介します。

システム収納とは?

システム収納とは、棚板やその他の部品を、組み替えたり追加したりしながら、自由な形で使える収納のことを言います。簡単にまとめれば、交換可能なパーツを使っていたり、自由な使い方ができたりと、フレキシブルな収納です。例えば壁一面の収納や、オープンラックなどがあります。形は様々ですが、どれもライフスタイルに合わせて、使い方を決められるという利点があります。

普通のクローゼットもシステム収納化できる!

システム収納になっていない通常のクローゼットは、上部に棚があり、あとはハンガーポールのみというシンプルな作りになっていることが一般的。スペースを自由に使える一方で、せっかくのスペースを有効活用できずに持て余してしまうこともあるでしょう。
クローゼットの中にスチールラックを設置してシステム収納のようにすれば、スペースの無駄をなくして収納されたものをより見やすく、そして使いやすくできます。これこそが、クローゼットをシステム収納化するメリットといえるでしょう。

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スチールラックをクローゼットで使うメリット

クローゼットシステムを作るために使うのは「スチールラック」です。スチールラックというと、キッチンやリビングで使うイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。スチールラックをクローゼットで使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?

カスタマイズしやすくフレキシブルな収納が可能

スチールラックはシンプルな構造で、組み立てが簡単です。クローゼットや収納したいものに合わせて高さや幅を選ぶこともできます。
棚板を増やしてボックスを使用する、隙間のないタイプの棚板を追加するなどのカスタマイズを施せば、小分けにしたい肌着類や小物類も収納しやすくなります。高さや棚板の数、棚板の位置などが決まっている棚にはできないフレキシブルな収納が可能なのです。

デッドスペースを有効活用できる

クローゼットは通常「服を掛ける」「服を畳んでしまう」の2パターンの収納で成り立っています。その時に、服を掛けるハンガーの更に上の部分や、引出しの上、さらにクローゼット内の壁などにデッドスペースができることがあります。
スチールラックなら、その全てを有効活用することができます。例えばハンガーラックの上。この部分にはラックの天板があり、上に服を収納したケースやバッグなどを置くことができます。そしてクローゼットの引出しの上に該当する部分(掛けられた服の下)には、好みの高さに棚板を設ければ、隙間の有効活用になります。また、スチールラックはフックを吊り下げられるという、とても大きなメリットがあります。壁にフックを取り付けるよりも楽に、ベルトやバッグ、帽子などの細かいものを吊り下げることが可能です。

耐久性に優れているので大容量収納が可能

スチールラックは金属製のため、木製・プラスチック製の棚よりも耐久性が優れています。冬物のコートや重たいボトムス類も、気兼ねなく収納できます。
洋服だけでなく、カー用品や工具類などを置いても棚板がたわむことがなく、もちろん棚板が抜け落ちてしまうこともありません。衣類収納以外にも、普段あまり使わないものの置き場としても活用できます。
このような汎用的な使い方は、メタル製ラックだからこそ可能だといえます。

[categorylink url=”/category/luminous-series/regular/nlh/” title=”スチールラック商品一覧”]

クローゼットのシステム収納化に役立つ便利なアイテム

クローゼットにスチールラックを置くことで収納力も使いやすさもアップしますが、ただシンプルなスチールラックを設置するだけでは真の実力は発揮できません。ここでは、クローゼットのシステム収納化を実現するために役立つ、便利なパーツや収納アイテムをご紹介します。

ハンガーポール

効率的な収納を目指すシステム収納には、ハンガーポールが欠かせません。側板のないスチールラックのクローゼットシステムでは、クローゼットにもともと備わっているハンガーポールをそのまま利用することもできます。
衣類をハンガーに掛けるのはもちろん、S字フックと組み合わせてバッグやスカーフ、ベルトなども収納できます。

しかし、クローゼットにハンガーポールがない場合もあるでしょう。また、スチールラックの下部にもハンガーポールを設置したいと考えている方がいるかもしれません。
そのような場合でもスチールラックなら簡単に対応できます。追加パーツのハンガーポールを追加すれば、さらにクローゼットシステムの収納力を上げることができます。

収納ボックス

衣替えでしばらく使わないオフシーズンのものは、収納ボックスを利用して整理・収納しましょう。なお、収納ボックスなどの収納力があるアイテムを使うときは、同じ色でそろえると統一感を出すことができるためおすすめです。

収納ボックスにはフタつきとフタなしがあります。フタつきは、オフシーズンの衣類の収納にぴったりです。丈夫なものなら重ねることもできるため、省スペースにもなります。
フタなしは、日々使用する衣類の収納に便利です。毎日着るTシャツや靴下などをフタのないボックスやバスケットに入れて置けば、引出しに出し入れする手間を省けます。タオルやハンカチの収納にも向いています。

自分の好みに合う色やデザイン、収納するものやスチールラックに合わせたサイズ、形の収納ボックスを集めて、オリジナリティのあるクローゼットシステムにアレンジしてみてください。

[categorylink url=”/category/rack-parts/pole-25mm/other-parts/hanger-pole/” title=”ハンガーポール”]

スチールラックを活用した洋服・小物のカンタン収納術

スチールラックを活用すれば、衣類や小物を簡単に、合理的に収納できます。日々の動線もスッキリまとまり、省スペースだけでなく手間も省けます。

ハンガーにかける収納

「毎日服を畳んで引出しにしまうのが面倒だ!」という方は多いと思います。そんな時は思い切って、オンシーズンの洋服は「掛けっぱなし」にしてみてはいかがでしょうか。特に、ひとり暮らしの方には、気軽に始められるのでおすすめです。例えば、服の断捨離を含めたこんな方法があります。

・今シーズンに着る服を全てハンガーにかける(下着や肌着以外)
・多すぎてかけられない場合は、その服が本当に必要なのか検討する
・着て洗濯した服は全て、スチールラックの右か左、部屋の出口に近い方から掛けていく
・シーズンオフに、掛けた方と反対側にずっと残っていた服の処分を検討する

これを毎年繰り返せば、必要量の洋服の見極めが癖になり、クローゼットがスッキリします。クローゼットでもハンガーラックでもOKです。

フックにかける収納

ベルトや帽子、カバンにアクセサリーなど、ハンガーにも引出しにもしまいにくいものは、フックで吊るして収納しましょう。取り出しやすくて、大変便利です。
同じように、ジーンズなどの普段着パンツも、フックに吊るすようにすると、シワにもならず管理も楽になります。

放り込む収納

ザッと畳んで放り込める場所があると、部屋はぐっと片付きます。靴下や下着類など、表から見せたくないものは、収納ボックスが適しています。フタつきタイプや引出しタイプなど、ラックに合ったタイプを使えば、よりシステム収納に近づくでしょう。なるべく手間を省いて片付けられるような工夫をすることが、システム収納化のひとつのポイントです。

ラックごと引き出す収納

今あるクローゼットの下部を、スチールラックを使って有効活用する方法があります。キャスター付きラックを縦にして、その都度引き出して使う方法で、ワゴンのような使い方です。クローゼットの奥行を有効に活用できるため、デッドスペースをなるべく生みたくない時にもおすすめです。特に、バッグや小物、タオルなど、形が定まらないものの収納に便利です。

[categorylink url=”/category/rack-parts/pole-25mm/other-parts/hook/” title=”掛けフック類”]

おわりに

クローゼットの収納力を生かし切れていないと感じている方は、クローゼットのシステム収納化をしてみてはいかがでしょうか。収納するものに合わせて空間を上手に仕切ることで、見やすく使いやすいクローゼットになります。また、便利なアイテムを活用した収納術も同時に実践することで、よりスマートなクローゼットにすることができるでしょう。

クローゼットのシステム収納化には、今回ご紹介した通り、丈夫でフレキシブルな収納が可能なスチールラックの利用がおすすめです。使用していくうちにさらに使いやすくなるようカスタマイズし直すことも可能なため、さまざまなアイテムを組み合わせて自分に合ったクローゼットシステム作りにチャレンジしてみてください。

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